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「感染宣告――エイズなんだから、抱かれたい」石井 光太 [本]


感染宣告――エイズなんだから、抱かれたい

感染宣告――エイズなんだから、抱かれたい

  • 作者: 石井 光太
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/12/01
  • メディア: 単行本


世界各国の貧困地域を自ら取材して書いている石井 光太が日本のエイズ事情を調べて取材したことを書いた「感染宣告――エイズなんだから、抱かれたい」を読む。

エイズについての本を読むのは初めてだしあまり知識もなく読み始めたのですべてが新鮮で驚き。
コンドームなしでエイズ感染者と性交した際感染するのは2千回に1回だとか女性感染者が出産するときの母子感染の確立は今は0.数パーセントに抑えられるとか。

エイズの怖さ、大変さはエイズで死ぬ・・ということだけでなくエイズに感染しているということを心に秘めて生活していくつらさやその家族や近親者がどう接するかということをこの本に紹介されている何組かのカップルや夫婦の実例を読むだけでよくわかった。

成人のエイズ検査は義務化してもいいんじゃないかな。
しかし今まで2回検査受けたことあるけど身に覚えあまりなくても結果知らされるときは相当びびります!
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今日、時間つぶすことがあって久々に漫画喫茶入る。
個室を選んだけど全然落ち着かず1時間いれなかった。暗いし狭いし息苦しかった・・・

あと、前から一度は行こうと思っていた渋谷にあるNHKスタジオパークへいってきました。
期待してたけどそんなでもなく残念だった・・・お子様用という感じ。
唯一面白かったのはメガネをつけず見れる3D映像。
開発中のシステムということで5分くらいの映像だったけど結構すごかった。3Dメガネがなくても全然いいやん!と感動。
来年出るゲーム機3DSもすごいのかな?


「クローズZERO2」(2009)「ゆりかごを揺らす手」(1992アメリカ) [映画]


クローズZERO II プレミアム・エディション [DVD]

クローズZERO II プレミアム・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD



ゆりかごを揺らす手 [DVD]

ゆりかごを揺らす手 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • メディア: DVD


映画2本。
「クローズZERO2」ー見るの2回目。いまだ原作は2冊くらいしか読んだことないが映画は前作もふくめてかっこよくて好きです。
鈴蘭最強!
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テレビで深夜やってた「ゆりかごを揺らす手」・・・怖い!
夫の自殺を逆恨みした奥さんが自殺の原因となった家庭に乳母としてもぐりこみ家族を破壊していく。

その正体がばれたときにその家の奥さんが乳母に放った右ストレートの強烈さにびびる!乳母1回転してふっとんだよ。
しかしその後の乳母のバーサーかー(狂戦士)ぶりはもっと怖い。

結構昔の映画だけど名作。

ジャパニーズ猿の惑星SFドラマ「猿の軍団」放送開始 [ドラマ]


SFドラマ 猿の軍団 デジタルリマスター版 DVD-BOX

SFドラマ 猿の軍団 デジタルリマスター版 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: アートポート
  • メディア: DVD

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1974年のSFドラマ「猿の軍団」(全26話)がチャンネルNECOにて放送開始。第1話見ました。
当時「猿の惑星」のテレビ放送で高視聴率だったため作られたということですが1回もちゃんと見たことがなく前から気になってたので今回チェックしておこうと思ってます。
第1回ストーリーは女科学者と小学生男女がタイムスリップした未来が猿の支配下にある地球だったとほぼ猿の惑星な設定。
しゃべる猿としゃべらない猿といました
果たして面白くなるのでしょうか?

放送見てなかったのに主題歌のさびだけはやたら記憶に残っている。

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アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 コレクターズ・エディション [DVD]

アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 コレクターズ・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ
  • メディア: DVD



たった一人の生還―「たか号」漂流二十七日間の闘い [本]

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「たった一人の生還―「たか号」漂流二十七日間の闘い/佐野三治」読む。

最近山での遭難話をちょこちょこ読んでたけど今回は海での話。
1992年の、ヨットレース中にヨットが転覆し救命ボートに乗った6名。
27日間の漂流で生き残ったのは一人だけだった・・・・という手記。事件自体は結構有名っぽいけど知りませんでした。
しかし・・・・内容軽く聞くだけでも十分きびしさがわかる。

細かいアクシデントが続いたらしいですが救助信号発生装置が故障してたのとボートの緊急備品(食料、水ほか)がほとんど流されたのが痛い。
ビスケット9枚と水1本を9日間もたせたと。配給は1日水が数口とビスケットひとかけら。
狭いボート内は足を伸ばせないわ水がたまってるわ座りっぱなしで床ずれ症状がでてくるわでストレス指数は限界超えまくり。
そしてだんだん亡くなっていく仲間たち。衰弱死していきます。

最後の一人となった著者の佐野さんは特別鍛えた体を持っていたわけでもなく生への執着が人一倍あったわけでもないのに生き残ったのはおそらく全身の各臓器がバランスよく衰弱していったからー簡単に言うと生き残りやすいたいぷだった、ということらしいが人体の不思議。

遭難中の水分は雨降ったときの雨水、自分の小便で補給。食料においてはたまたまボートに止まったカツオ鳥を捕獲して羽をむしって生で食したという。(それでもそうそう捕獲できるものではなく2羽のみ)

この絶望的状況に読みながら息苦しくなってきます。

最後はたまたま通りかかったフィリピンの船に救助される。

救助後の状態も細かく書かれてますが体力はもとより精神的なトラウマ状態もひどくボートの色だったオレンジ色のカーテンでさえ拒否反応がおこったり。
救われたのは亡くなった5名の遺族のあたたかさで皆さん好意的だっととのことです。

次は佐野さんが入院中に読んで感銘を受けた、同じように山で遭難して一人生き残った松田さんの「ミニヤコンカ奇跡の生還」という本を読んでみようと思います。
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「座頭市」映画シリーズ26作完遂 [映画]


座頭市(デジタルリマスター版) [DVD]

座頭市(デジタルリマスター版) [DVD]

  • 出版社/メーカー: J.V.D.
  • メディア: DVD

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日本映画チャンネルでずっと放送されてた「座頭市」の映画シリーズ全26作録画&視聴完遂。

25作「新座頭市物語・笠間の血祭り」(1973年) ー市が故郷の笠間に帰ってくる話。シンプルなストーリー、多少血の量が多いかも。
そして16年後、映画26作目にして最後の作品「座頭市」(1989)

見るのは3,4回目だけど何度見ても面白い!
回りの役者たちもベテランぞろいだけどやはりぶっちぎりのカリスマを発揮してる勝新が最高最強の殺陣を披露してます。色んなアイデアが随所に盛り込まれてて目が離せない・・ぶった斬りまくりの市。
58歳の動きとは思えない!!

あらためて勝新のすごさ、勝新のいない現在の哀しさを感じた。

漫画「蒼天の拳」/「友よ、静かに瞑れ」(1985日本) [漫画]

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2001年からコミックバンチで連載してた「北斗の拳」の続編「蒼天の拳」

もちろん子供のころは北斗ファンだったけど続編はもういいかなとほぼ読んでなかったけど今さら読み始めたらやっぱり面白いのだった。原先生すみません。
原作してた武論尊先生は今作では監修となってます。

「儞已經死了!(読みはニイイチンスラ…お前はもう死んでいる、という意味の中国語)」

北方謙三原作のハードボイルド映画「「友よ、静かに瞑れ」(1985)見る。

ラスト近くの主人公藤竜也と原田芳雄(元プロボクサーの用心棒)との殴り合いが壮絶。けど原田芳雄のパンチはボクサーに見えなかった。

藤竜也って私生活ではどこまでしぶいのだろう・・・?と思うくらいハードボイルドだった。
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やっぱり怖いホラー映画「キュア」(1997) [映画]


CURE キュア [DVD]

CURE キュア [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川映画
  • メディア: DVD


黒沢清監督の映画「キュア」見る。かなり前に深夜放送で見た時わけはわからなかったけど異様な怖さを感じたことがあってちょっと前に監督本人が書いた小説版を読みさらに今回見直してかつネットの解説とか読んでようやく話の理解完了(遅すぎ)
仕事誌ながら見てるので重要なシーンや伏線とか見逃しがちでそれが積み重なって理解度が下がる(あとは基本アホだから)
ストーリーがわかってなお怖さが増した映画でした。特別怖いシーンとかあるわけじゃないのにひたひたと怖くなっていくのが黒沢清の作品。
こういう怖いの見た後は気分を帰るためにちょっとエロいの見るのがいい・・・とイタリアンエロス「課外授業」(1975イタリア)「ヴァイブレータ」(2003日本)見る。
エロ度は「ヴァイブレータ」の勝ち。
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「たどんとちくわ」(1998)「ラストソング」(1994) [映画]


たどんとちくわ [DVD]

たどんとちくわ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ
  • メディア: DVD


かなり前に見た映画「たどんとちくわ」(1998)再び見る。
前半と後半に分かれた映画で前半主役は役所広司扮するタクシードライバー。
客に愛想を振りまくのにいやになってきた役所広司がだんだんキレかかっていくけど目が怖い・・・
そして爆発。
後半は売れない小説家の真田広之が主役。
はじめから多少壊れかかってておでんの屋台で自分のち○ぽ出してはしゃいだりしてる。
そして知り合いの居酒屋で臨界点に達し理性がはじけ飛び大暴れ。
大暴れといっても客や従業員殺しまくってる。しかしさすがに往年のアクションスターだけあって頭もキレてるけど動きもキレてて回し蹴りとかかっこいいくらいだった。
しかしたしか昔見たときもこの辺から意味がわからなくなってきた覚えがあるけど今回もよくわからなかった・・・

今度どっかで解説でも読みたい。

今回新しく知ったのは監督の市川準が大好物映画「トキワ荘の青春」撮った人だったということ。たしかに登場人物がやたらボソボソしゃべる演出とか同じだし石の森章太郎のお姉さん役で出てた地味な女優もでてるわ。
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見て、この目!怖すぎ!!

ラストソング [VHS]

ラストソング [VHS]

  • 出版社/メーカー: フジテレビ
  • メディア: VHS


もうひとつ久しぶりに見直したのが映画「ラストソング」(1994)
本木雅弘, 吉岡秀隆, 安田成美 とかが出てて当時ビデオ借りて見た覚えがある。映画のCMも印象的でモックンのセリフ「その光で、お前を照らしてやる!」とか「天下とってやるよ!」とか全然覚えてた。
モックンがやたらかっこよかった。
なぜかDVD化されてないみたい。多分また見たくなりそうな映画なのでとっとこう。

「どんぐりの家」のデッサン―漫画で障害者を描く [本]


「どんぐりの家」のデッサン―漫画で障害者を描く

「どんぐりの家」のデッサン―漫画で障害者を描く

  • 作者: 山本 おさむ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1998/05
  • メディア: 単行本


障害者のことを扱った漫画を数作10年描いてきた漫画家山本おさむが原作に出会い漫画化しようとした際のことや連載中にあったことを書いた本「どんぐりの家」のデッサン―漫画で障害者を描く、を読む。

まず「障害者」を扱うというだけで編集部サイドの了解をとることにかなりの苦労があったと。
もし問題がおこったら最悪本の回収や絶版ということになるので慎重になるのも当然かもしれないけど。

もともと障害者について知識があったわけじゃなかったそうので描きながら勉強したり当事者たちと触れ合ったりして理解を深めていく様子がよくわかります。
大変な作業だったと思うけどこれはなかなかまねることの出来ないすごいことだと思う。この漫画が受け入れられなかったら筆を折ってもいいくらいに心を込めた漫画。

山本作品はプロ棋士村山聖の自伝漫画しか読んだ事なかったけどほかのもぜひ読まねば!と強く思わされました。
山本先生最高。

映画「阿修羅のごとく」(2003) [映画]

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向田邦子原作・脚本のNHKドラマ「阿修羅のごとく」を2003年に映画化したものを見る。森田芳光監督。

基本的にホームドラマなので特別アクションシーンとかがあるわけでもなく静かな展開なので睡魔に何度も襲われてしまう。
そんな中で目が覚めたシーンが大竹しのぶと桃井かおりの対決シーン!
ここはちょっと怖かったな・・・・

勝手にものすごい阿修羅ぶりを発揮する人たちが出てくると思ってたのでそこは全然違ってて人間が誰しも持つであろう内なる阿修羅をあらわしてた。
ラスト近くに小林薫がしみじみつぶやく「女は阿修羅だよなぁ」というセリフはいいけど男も阿修羅!
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これはアシュラマン!

軽いものもらいになったようなので眼科医って目薬もらう。
目をいじられることにものすごい抵抗感がある。ちょっと触られるだけで我慢できない。
レーシック受けたいけど絶対無理だ。

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