刑事コロンボシリーズ/宮沢賢治作品 [ドラマ]
すみません、今はじめて「刑事コロンボ」シリーズ見てます。
ずっと見る機会がないままきたけど今年からAXNミステリーチャンネルで放送が始まったのでついに見始めました。全69話・・・長い!
テレビ番組だったことも今知った。
3話まで見たけど「古畑任三郎」が好きなので普通に面白くみれてます。画質もきれいで見やすい。
これでようやくコロンビストになれます!
宮沢賢治の作品って数作しか読んだことがないけどどれも味わい深くてすばらしい。
読み返すたびに何か発見があったりもする。
短いものはネットで朗読も聴けたりするので今日「よだかの星」「なめとこ山の熊」を聞き返しさらに「祭りの晩」という作品を新たに聞いてみた。
http://www.voiceblog.jp/voicedrop/car4.html
「マンガの創り方―誰も教えなかったプロのストーリーづくり」山本おさむ [本]
「マンガの創り方―誰も教えなかったプロのストーリーづくり」読む。作者は「聖(さとし)」や「どんぐりの家」等を描いた漫画家山本おさむ先生。
マンガの入門書は数多くあるけど作画技術がほとんどでストーリー、ネームづくりを詳しく書いた本はあまりない。そこで30年漫画家をやっている著者がネームを創るまでの実践的、具体的な技術を余すところなく紹介した1冊。
(ちなみにネームとは下書きの前の段階のもので絵はあまりはいっておらずセリフやコマ割りだけのシナリオ的な状態のもの。またはセリフや文章のことをネームとも呼ぶ)
まず、ネームでうまくいかない根本原因は漫画家自身の勉強不足だと・・・・耳が痛いです。
この本、漫画描いている人(新人であればあるほど)は一読したほうがいいかと思われます。ほんとに具体的なテクニックが書かれてるのでかなり勉強になりました。
もっと勉強します!!
北方謙三原作映画「逃がれの街」(1983) [映画]
ハードボイルド作家北方謙三の小説が原作の映画「逃がれの街」(1983)が好きでもう何回も見ている。
今日本映画専門チャンネルで放送しているので見直したけどやっぱりいいな。
まず音楽がしぶい。主題歌、挿入歌を歌うのは柳ジョージ。この歌が入ってるアルバムがあることを知ってアマゾンでチェックしてみたら中古しかなくてしかも高かったよ。
まず主人公が冤罪になったことですべてが狂いはじめる。主演の水谷豊はこのとき31歳くらい。
すごい筋肉してるけど劇中ではそんなに強くない設定で元ボクサー役の阿藤海にボコられヤクザの財津一郎(強そう)にもめちゃくちゃにされる・・・
仕事も女も失った豊の暴走が始まる!
財津一郎の勝ち割られた頭から流れ出る血で真っ赤な噴水が噴出すシーンが強烈。そこから死への逃避行がはじまる。
ちょっと強引だけど弟分・松本新助が死ぬのも悲しい。後半はほとんど救いがない展開でつらい。
「逃れの町」とは聖書では過失で殺人を犯してしまった人が復讐から逃れて安全に住むことを保証された町のこと、みたいだけどこの映画では逃れの町までは逃れられず射殺されてしまう・・・
「わが青春の黒沢明 」植草 圭之助 [本]
黒沢明と幼馴染だった著者植草 圭之助の自叙伝的作品「わが青春の黒沢明 」読む。
戦争前後の自分の日本の様子や自分の人生、そして黒沢明との交流をつづった内容。けっして黒沢と親友のような関係でなく正反対の著者から見た黒沢への尊敬と嫉妬が混じった気持ちを正直に書いている。
空襲の様子も詳しく述べられているけどさすがに当事者の見た風景はリアル。大空襲で公園に逃げ延びて生き残った夫婦や恋人たちがそこらじゅうで交わっている場面の描写が印象的。
読みどころは脚本家だった作者が書いた「素晴らしき日曜日」の脚本を黒沢明が映画になったときの演出を語るくだり。しなりをより効果的に見せるためのアイデアがばんばん出てくる!やはり・・・すごい!
一組の貧乏カップルの1日を描いた地味な脚本が演出というスパイスを振り掛けれて名作に変わっていく黒沢マジック。
続く自作「酔いどれ天使」の共同執筆の様子も興味深く読めました。
そして一時的に濃い時間を共有した二人だがそれ以後交わることがなかったところがしみじみとせつない。
がぜんほかの黒沢本が読みたくなってくる!
「愛のむきだし」(2009) [映画]
映画「愛のむきだし」(2009)見る。
去年からケーブルテレビで繰り返し放送されてたけどタイトルだけで自分の見るジャンルじゃないなと勝手に決めて一切ノーマークだったこの映画だけど面白いと聞いてとりあえず録画。
そこで4時間もあると初めて知った。
見始めてすぐ面白いのが本当だとわかった。
映画評論家町山さんや水道橋博士も絶賛するわけだと納得。
内容知らずに見たほうがいいと思うのでラブストーリーだとしか書かないでおきます。
監督の園子温という人の監督作品チェックしてみたらほとんどタイトルすらしらないものばかりだったけど唯一見てたのが「自殺サークル」!
自分の中の怖い映画ベスト5に入っている作品。見たのは10年位前だけどこれは見ている間もみ終わってからもずっと怖かったのを覚えている。
今見たらさほど怖くない気もちょっとするけどびびって見直せないまま・・・・
内容はほぼ忘れたけどええおっさんなってるのにいまだ怖いと思わせるほどのインパクトがあったことがすごい。
あと、いろんな映画のオマージュと思われる場面がちょこちょこ出てくるのがうれしい。気づいたのが「女囚さそり」(これは誰でもわかるけど)「刑事物語」「麻雀放浪記」「少林寺」ほか・・・
そんな園子温監督の最新作「寂しい熱帯魚」がやばい!と今日ラジオで聞いたのでめちゃくちゃ見たくなってきてます。とりあえず一切の情報はいれないことにしてます。
「月刊 フルコンタクト KARATE」3月号 [スポーツ 格闘技]
月刊 フルコンタクト KARATE (カラテ) 2011年 03月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 福昌堂
- 発売日: 2011/01/22
- メディア: 雑誌
毎号買っているわけじゃないけど気になる表紙や特集のとき買う雑誌「月刊 フルコンタクト KARATE」3月号購入。
決め手はもちろん表紙!
白蓮会館館長と真盟会館館長のいかついツーショットにしびれた。
とはいえ名前と顔くらいしか知らなかったのですが二人の武勇伝対談が最高でした。
この顔、この拳・・・いかつすぎる!!(お二人とも60歳だそうです)
あと、特集で「起きて破りの拳闘術 ダーティーボクシング」に興味津々。
フィリピンの武術アーニス(棒術)にボクシングの反則技を取り入れたのが「ダーティーボクシング」
裏拳や前腕、鉄槌とか使ってるテクニックが紹介されてました。
いろいろあるなー格闘技。
映画「切腹」(1962)/ 「いのちの食べ方」森達也 [映画]
小林正樹監督「切腹」(1962白黒)見る。
武士道やサムライをテーマに描いた傑作時代劇。
主役の仲代達矢がしぶい!
この前「いのちの食べ方」というドキュメント映画みたけどそれと関係あるのかないのか同タイトルの「いのちの食べ方/森達也」という本読む。
内容もほぼ同じで店先で売られてる豚肉や牛肉がどういう過程でできているかを書いた本。(映画では豚、牛だけじゃなく野菜や果物、鳥、魚も描いてる)子供にもわかるように字が大きくひらがなや振り仮名を多用してるので知識のない大人でも読みやすくなってます。
映画ではと殺場での光景に何の説明もなかったけどこれを読むと何をやっているか細かくかかれてます。
さらにそのと殺場で働いている人たちについても。
昔は被差別者たちがつく不浄な仕事とされてその差別の歴史もわかりやすく説明。
とにかく大切なのは「知ること」というこの本、子供用だけど大人用。すぐ読み終えれるのでもう1回読んでから図書館に帰します。
タグ:森達也
映画「精神」(2008)「アイデン&ティティ」(2003) [映画]
精神病とモザイク タブーの世界にカメラを向ける (シリーズCura)
- 作者: 想田和弘
- 出版社/メーカー: 中央法規出版
- 発売日: 2009/06/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
想田和弘監督による、2007年度作品『選挙』に続く観察映画第2弾「精神」見る。
岡山県にある精神科クリニック「こらーる岡山」が舞台でそこに通っている患者さん、スタッフ、ボランティア、山本先生らを映し出したドキュメンタリー。
もちろん想田監督は観察映画スタイルなのでモザイクなし、テロップ、BGMなし。
普通のドキュメント見慣れすぎているのでこの方式は正直わかりづらい・・・時々睡魔が出現してしまう。
監督はこの映画で精神病に苦しんでいる人たちといわゆる健常者との見えないカーテンを取り払いたいとのことですがうまくいっている箇所もいってない箇所もありました。
撮影の前後のことを書いた監督自身の著作「精神病とモザイク タブーの世界にカメラを向ける 」も映画攻略本として併読必至です。
その背景や過程も詳しくうかがえてよろしいかと。
みうらじゅんの漫画が原作の映画「アイデン&ティティ」も見る。
漫画が大好きなのでだいぶ前にこの映画もみたけどあまりいい印象がなかったのだけtれど今回じっくり見返してみたら結構よかった。じんわりと。
バンドブームのとき一時的に売れたけどブームが去った後苦しんでいるあるバンドの話。
ついつい流されそうになる主人公は時々敬愛するボブ・ディラン(っぽい感じの人)が現れて深いことを言う。
・・・自分には手塚先生も藤本先生もあらわれませんが・・・
漫画「狼男だよ」平井和正・ケン月影 [漫画]
平井和正の小説が原作の漫画「狼男だよ」1,2集読む。1989年にでたもの。
全然知らなくてたまたまブックオフで見かけて購入。
常に事件を呼ぶ男、ルポライター犬神明の正体は人狼。
満月が近づくに連れて不死身度やパワーが上がっていき月が満ちたときMAXに!
とにかく不死身でものすごい拷問(例:ナイフであそこをズタズタに・・・とか)にあってもせめてる方がいやになってしまうという・・・
ケン月影先生のいい感じにラフな絵柄も最高です。
「週刊実話ザ・タブー」Vol.23発売中ブロンソンvs長渕再び [漫画]
本日は「週刊実話ザ・タブー」Vol.23発売日です。http://www.nihonjournal.jp/web/taboo_23/index.html
連載しているマンガ「拳獣ーナックル・ビースト」22話ではC・ブロンソン対長渕剛(似キャラ)の闘いを描きました。
長渕は以前同作品中で「とんぼ」「オルゴール」時代のヤクザバージョンで出したけど今回は現在のマッスルバージョンで登場してます。必殺技は右上段突きー「桜島」(まぁ、普通の突きなんですが・・)
コンビニ等で見かけたらチェックお願いします。
2年位前に取材させてもらった空手道場の館長、阿部先生に先日パーカーをいただきました。
もちろん「真月流空手道」のものでさっそく着させてもらってます。
ありがとうございました!