「孤独のグルメ」文庫版/ 「神秘家列伝」水木しげる [漫画]
ここにも書いたけど少し前に読んだ漫画「孤独のグルメ」、人からかりたものだったのでとりあえず文庫版の方見かけたついでに買っといた。(読んだのは新装版で文庫バージョンのより2話余計に収録されており著者対談も付いてる。)
文庫版は巻末に原作者のエッセイ風読み物があった。(これも面白い)
これ読んでたらほんま腹減ってくるなぁ。
グルメで思い出したけどディスカバリーチャンベルの「サバイバル・ゲーム」の特集で出演者のベアがサバイバル中げてものを食べるシーンだけやってたけどその中できつかったのが「昆虫バーガー」!
びんに集めた昆虫をグチャグチャにして食べるだけで全然バーガーっぽくないがよく食うなぁ・・・かまきりの鎌がひっかかって出てきてたけど「これは爪楊枝がわりになります」ってシーハーするかなと思ったけどやらなかった。
後、この「孤独のグルメ」って作品がドラマCDになってることをさっき知った。
主人公井の頭五郎の声優には小山力也がキャスティングされてると。
うーんなかなかいい人選だと思う。聞いてみたい。
けど多分1,2回しか聞かないにしては高いかな。
水木しげる先生の「神秘家列伝」1巻も読んでみた。
ちょっと変わった不思議な人物・・・そんな人たちを水木先生は神秘家と呼ぶ。
1巻はスウェーデンボルグ、ミラレパ、、マカンダル、明恵ら4人のラインナップ・・・って全然知らんし・・・
実在した人物たちだそうですがその人たちの人物列伝を水木タッチで楽しく読ませてくれます。本だったらちょっと眠たくなってしまう気がするのでこういうのは漫画に限る。
1990年イーストウッド映画「ルーキー」「ホワイトハンター・ブラックハート」 [映画]
1990年度のC・イーストウッド主演監督作品2作続けてみる。当時60歳。
「ホワイトハンター・ブラックハート」は「アフリカの女王」(1951)という映画の撮影時の出来事を映画化した作品で主役はジョン・ヒューストン監督(名前はちょっと変えてる、イーストウッドがその役)
この監督がアフリカにロケに来たのに撮影せず狩猟ばっかりしてて映画が全然できない・・・(実話)
監督は作中黒人やユダヤ人差別するやつは許せない熱血じじいなのにハンティングだけはOKらしくやたら象の牙をゲットすることにこだわる。
像が出てくるシーンはさすがの迫力。
そして商業主義のハリウッドを「娼婦」だとさげすみ自分もその一人だと言う。
どこまでが実話に基づいてるのかわからないけど最後はちょっと哀しい結末に・・・
もう1作の「ルーキー」は全然違うバリバリアクション映画。
老ベテランはみだし刑事のイーストウッドの新しい相棒としてチャーリー・シーン(金持ち)が赴任。この設定は・・・「こち亀」やん!両津と中川。
しかしこの映画の両さんはすごい・・・冒頭から犯人追っかけてめちゃくちゃやってる。相棒のチャーリー・シーンはまったく付いていけない・・と思いきや後半覚醒して野生化!酒場で複数相手に乱闘、かかってきた闘犬2頭も殴り飛ばして撃ち殺す。とどめにその酒場燃やしてしまう・・・・一応現職刑事なんだけど。こっちも中川軽く越えてるわ。
とにかくひとつひとつのアクションが過剰に派手で迫力がある。
一方イーストウッドは中盤的に捕らえられてるけどそこでなぜか女ギャングとのエロシーンがあったりする・・・監督の特権が発動したな。
そんな感じで10回くらい死んでもおかしくない目にあってる二人だけど「ダイ・ハード」なみに不死身だったりもする。
最初二人それぞれに葛藤的なものもあったけどなんかすっきり解決しないまま驚くほど軽いラストで終わった。「こち亀」から「あぶない刑事」になりました。
タグ:イーストウッド
「ゴッド・アンド・モンスター」(1998米) [映画]
「ゴッド・アンド・モンスター」(1998米)という映画見た。
実在した映画監督ジェームズ・ホエールの晩年を描くドラマ。(代表作は『透明人間』、『フランケンシュタイン』、『フランケンシュタインの花嫁)
主役を演じるのは灰色のガンダルフことサー・イアン・マーレイ・マッケラン。ゲイの元監督という役柄だけど自身もゲイだそうです。
モンスター映画等で一世を風靡したが今は引退し身体も弱まり隠居生活を送っていたがたくましい庭師の青年に惹かれると同時につらい過去が思い出されて苦しめられる。
そして「本当の怪物はここにいる」と自分を指し殺してくれと懇願する姿がせつない。ずっと孤独だった監督をの救いは死だけしか残されてなかった・・・
全然知らなかったけどいい映画だと思います。
UFCに挑戦した山本KIDと小見川がそろって敗退したのが残念・・UFCは全然チェックしてないからぴんとこないけど・アメリカの壁は高いんだなぁ。