イエス小池の「劇画 蟹工船 覇王の船」 [漫画]
30年以上ジョージ秋山のアシスタントを務めるイエス小池さんが1991年、月刊ベアーズクラブで描いた読みきり漫画「覇王の船」が小林多喜二の原作小説併録で文庫本化された「劇画 蟹工船 覇王の船」購入。
読んですぐ当時ベアーズクラブで読んだことあるの思い出す。それだけインパクトあったんだな。
最近映画も2本見て漫画版も2,3作読んだ上で原作読み直したけどやっぱり原作にはかなわないなー思った。
蟹工船のえげつなさの描写がすごい。
それでもイエス小池さんの漫画は独特で面白かったです。迫力もあるし。
特に監督の眉毛がすごい・・・
おっさんしみじみ漫画「遥かな町へ」谷口 ジロー/ 「日本の兄弟」 [漫画]
谷口ジロー先生が1988年ビッグコミックに連載してた漫画「遥かな町へ」読む。
一応谷口ファンのはしくれなんですが結構取りこぼしてるのもあってそのうちの1作。地味っぽいのでそのうち・・・と思ってそのまま読まずにきたけど・・・・よかった!
人生に多少くたびれた感のある48歳のおじさんが心そのままで14歳の自分に戻ってしまうファンタジー。
だれしも一度はそういうこと考えたことがあるだろうけどそういう想いを見事に漫画化してます。勉強も女の子の扱いも48歳のパワーを存分い見せ付ける主人公。
読みながらついつい自分まで過去にトリップしてしまう面白さ。
この話は10年前に読むのと今読むのと、さらに10年後以降読むのとでは感じるものも変わるんだと思う。
保存版決定。
地味だけど名作、特におっさんが読むと確実にしみじみきます。
1995年に出た松本大洋短編漫画集「日本の兄弟」
久々に松本作品読んだけどやっぱりかっこいい・・・特にすきなのがストーリーの合間に話の流れに直接関係ない絵のコマをはさむ演出、昔パクろうと思ったけどずっと忘れてました。今度使ってみよう。これで俺の漫画もかっこよくみえる・・・わけはないけど。
養女に気をつけるべし「エスター」(2009米) [映画]
先日見た「グラスハウス2」という映画は養子を引き取り先の夫婦が狂っている話だったけどこの映画は反対で養女に貰い受けた少女がしだいにその正体をあらわしていく設定。
主人公エスター役の女の子の雰囲気が怖い・・・
いったいこの子の正体は何なのか?というのが見所。家族がどんどんばらばらになっていく恐怖。
「ええっ、そうだったんか!!??」とまでは思わないけどそうくるのかぁーとは思わされる。
DVD映像特典にあるもうひとつのエンディングが怖くて絶対そっちのほうがよかったのに。
BE-BOP HIGHSCHOOL 恋愛闘争先手必勝編 (プラチナコミックス)
- 作者: きうち かずひろ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/02/16
- メディア: コミック
コンビニの「ビーバップ」追いかけて読んでるけど長いなー、後どれくらい続くんかな?