勝新VS三船！「座頭市と用心棒」

座頭市と用心棒 [DVD]

• 出版社/メーカー: 東宝
• メディア: DVD

映画「座頭市と用心棒」（1970）見た。
劇場版「座頭市｣シリーズ最大のヒット作という今作、クライマックスの三船敏郎との一瞬の斬り合いはもちろんかっこいいけどオープニングの市のセリフもいい。
いきなり敵を斬り殺した後大雨の中で市がつぶやく。
｢地獄にゃあ・・・飽きた。
　体ん中を風が音を立てて抜けていきゃあがる・・・・」
しぶい！ドキドキする始まり方やなぁー。

森三中のキャッツアイが・・・

昨日テレビでやってた３月７日の戦極１２大会。メインのジョルジ・サンチアゴ(ブラジル/アメリカン・トップチーム) 対マメッド・ハリドヴ(チェチェン共和国/ポーランド/TEAM KSW) が結構名勝負だった。

前回ハリドヴの下からの鉄槌でKOされた王者サンチアゴがリベンジに燃える一戦。
ハリドヴは顔は地味だけどかなり強くて上とったらスーパーマンパンチならぬスーパーマンパウンドや後ろ回し踏みつけ等ガンガン圧力をかけていく(後半ばてたけど）。
一番しびれた場面がサンチアゴがガードからオモプラッタ（肩極める技）いった後流れ出あまり見たことない技に変化していったところ。なんとかしのいで逃げたけど見てるほうが痛そうな技だった・・・
結果は判定でサンチアゴ勝利。最後は精神力で勝った。

動画発見、１分４０秒過ぎあたりです。


試合もすごかったけどCMでやってた森三中のキャッツアイもすごいな・・・・インパクトありまくり。

漫画「山猫の夏」船戸 与一 柳澤 一明

あるアメリカの若者が軽い気分でブラジルからコカインの運び屋のバイトをやったらつかまって懲役２５年。
父親が大金払ってがんばってなんとか４年になった・・・という実話を本人の回想で語るドキュメント見た。
日本でさえいややのに外国の刑務所なんて・・・・しかもすごい汚なそうだった。
同じような話の映画で「ミッドナイトエクスプレス」というのもあるけどあれもきつい内容やったな・・（こっちは確か懲役２０年以上で結局最後には脱走したと思う）

そんな（どんな？）南米を舞台にした船戸 与一の小説が原作の漫画「山猫の夏」を久々に読み返したけどやっぱり名作だった。
高校生くらいのときベアーズクラブという雑誌でやってた漫画。南米のある町で日本人の元ゲリラ通称「山猫（オセロット）」が活躍するアクション巨編。
絵も話もかっこいい。

山猫の夏 (キングシリーズ 漫画スーパーワイド)

• 作者: 船戸 与一
• 出版社/メーカー: 小池書院
• 発売日: 2009/06/10
• メディア: コミック