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情熱大陸「作家・道尾秀介」 [ドキュメント]

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以前トップランナーで見て知った小説家道尾秀介(35)、昨日の「情熱大陸」でも取り上げられてたので見ました。

毎回ビッグマウスで自分を追い込んで小説に向かう姿がしぶかったです。

本も何冊か読んだけど直木賞を取ったという「月と蟹」もぜひ読みたくなった。

道尾秀介が好きな言葉として机の上においてある「鬼手仏心」にもしびれた・・・つかえる!

ありがたく引用させていただきます。


月と蟹

月と蟹

  • 作者: 道尾 秀介
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/09/14
  • メディア: 単行本



真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (2)巻 (ビームコミックス)

真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (2)巻 (ビームコミックス)

  • 作者: 新井 英樹
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2006/08/31
  • メディア: コミック



「キャビンフィーバー」(2002米)「ヘルライド」(2008) [映画]


キャビン・フィーバー スペシャル・エディション [DVD]

キャビン・フィーバー スペシャル・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: Paramount Home Entertainment(Japan)Limited(CIC)(D)
  • メディア: DVD


「ホステル」という映画が面白かったので監督のイーライ・ロスが以前撮った「キャビンフィーバー」という作品見る。
タイトルの意味は山小屋で起こる事件だからというほかに僻地や狭い空間で生じる異常過敏症のことーだって。

「バイオハザード」や「ゾンビ」、「遊星よりの物体X」を足して5で割ったような感じのパニックムービー。

キャンプに来た若者5人が変な病原菌にどんどん感染していく展開だけどあんまり怖くなくダラダラとした展開で終わりそうで終わらない・・・そのせいで90分が長く感じた。
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ダラダラした展開と言えばタランティーノ製作総指揮の「ヘルライド」も。

俳優、音楽、雰囲気、バイク、おっぱい、おしり・・・と面白くなりそうな要素はそろってるのに全然面白くなかった。
話は「キル・ビル」のようなリベンジものでシンプルな話なのに変にややこしくなってよくわからんけど途中から面白くなってくるかと期待してたけど最後までそのままだった・・・・
なんかもったいない気がする。


蘇れ金狼!プロレスラー上田馬之助 [スポーツ 格闘技]


kamipro 155 (2011)―紙のプロレス (エンターブレインムック)

kamipro 155 (2011)―紙のプロレス (エンターブレインムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2011/01/22
  • メディア: 大型本

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「紙のプロレス」最新155号購入&読了。
今月の特集は「俺たちのゴールデンプロレス2011」ということでプロレスラーのインタビューが多数収録されてますが特に上田馬之助のインタビューが最高。
金狼・まだら狼と呼ばれた大ヒール上田馬之助、15年前交通事故で半身不随となり現在はほぼ寝たきりの状態だという。そのリアル・プロレスラーが静かに熱く語った!

セメントにも強かったと言われる上田の「プロレスラー」のあり方は説得力抜群。プロであるということとはーという話はプロレスだけじゃなくほかの仕事にも共通する。
そして一番のライバルはお客様だという金狼は最後に遺言としてしめくくる。
「長生きしたヤツが一番強い」ーと。

現在力道山門下生で生きているのはA猪木、グレート小鹿、そして上田馬之助の3人だという。

かっこいいな馬之助。今度自分のマンガの中に描こう!

ほかにキラー・カーンの対談もよかった。
あと、菊野克紀がインタビューで自演乙とK-1ルールでやりたいといってたけどそれはぜひ見たい!

ふたりでひとり―上田馬之助とその妻の物語

ふたりでひとり―上田馬之助とその妻の物語

  • 作者: 上田 恵美子
  • 出版社/メーカー: ミリオン出版
  • 発売日: 2002/10
  • メディア: 単行本



韓国20人殺しの映画「チェイサー」(2008韓国) [映画]


タルドンネ  月の町

タルドンネ 月の町

  • 作者: 岩井 志麻子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/11/02
  • メディア: 単行本



チェイサー ディレクターズ・エディション【初回限定生産2枚組】 [DVD]

チェイサー ディレクターズ・エディション【初回限定生産2枚組】 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD


2004年に韓国で20人を殺害して捕まったユ・ヨンチョルをモデルにして作られた映画「チェイサー」(2008)見る。

この事件を元にした岩井志麻子の小説「タルドンネ 月の町」を以前読んでいたので興味を持って見たのだけどまずこの小説・・・めっちゃくちゃえげつなかったです。
読んでだいぶたつけどそのすさまじい殺害シーンを結構鮮明に覚えててもう一度読み返すのをためらってしまうくらいの怖さ!
それがあったので映画ではどうなってるのか覚悟して臨んだのだけど(「タルドンネ」が原作ではなく関係はないと思うが)別にホラー的な映画ではないのでそこまで残酷な演出はなかったのでちょっと安心ちょっと残念。

それでも犯人の狂気の恐ろしさは伝わってきた。
本当に人間がここまで凄惨なことできるのか・・ほとんど救いのない内容にどんよりとしてしまう映画。
ただ、ちょっと説明不足な感じもあったので小説も会わせて読むことをオススメします(グロい表現弱い人はダメ)
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江戸時代サバイバル小説「漂流/吉村昭」 [本]


漂流 (新潮文庫)

漂流 (新潮文庫)

  • 作者: 吉村 昭
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1980/11
  • メディア: 文庫


サバイバルものの番組や本、マンガ等見るのが好きなんですが「漂流/吉村昭」という本がめちゃくちゃ面白かったです。
まず冒頭に作者が有名な日本の無人島話を二つほど紹介。戦後数年たってからの事件でサイパンのアナタハン島で32人が生きてた話(この話を元にした小説&映画が「東京島」)とグアムで発見された横井さんの話。
この時点ですでにひきこまれます。
ではもっと昔、江戸時代に船で漂流した例はないのかと作者が興味を持って資料を調べまわりそれをもとに小説として書き起こした本編が始まります。すばらしいイントロ。

超簡単に説明すると船が難破して絶海の孤島(伊豆諸島の鳥島という火山島)に漂着した長平という男の島でのサバイバルストーリー。
最初4人いたけど1年たったら死んで一人に。何より一人の孤独がつらく途中自殺を考えたりおかしくなりかけたりする。
サバイバルするうえで厳しかったのは「火」をおこせないこと。なんせ着の身着のままで漂着したので包丁とかの切る道具もない素手でのサバイバルは本当に大変。
食べ物はその島に群生するアホウ鳥を殺して生で食う、これが主食。後はその卵や貝、魚をとったり。そして水源がないその島では雨水を卵の殻(結構大きい)にためて飲むしかない。さいわい降水量の多い島だった。
アホウドリが島から離れる時期があってそれまでに干し肉にして保存しておいたものを食べてすごす。
とにかく何でも工夫して生き延びていく姿に感銘を受けます。

島の周りには船が通ることは一切ないけど漂流ルートになってるらしく同じように難破して流れ着いた人たちが合流して最終的に15,6人になる。(やっぱり生き延びる意志の弱い人間は亡くなっていった。弱気が一番の敵)
合流したグループが火をおこす道具を持っててそこからは肉や卵を焼いたりできるようになり調理法がレベルアップ!
そして救出を求むべくいろいろ手を尽くしたがすべてうまくいかず「船」をつくることを決意するもなんせ島には木材や釘とかが一切ない・・・そんな状況に何度も絶望しながら国へ帰りたい一心であらゆる手を尽くす16人。最初に漂着した長平は12年、37歳になっていた。

果たして彼らは船を完成できるのかそして生きて島から脱出できるのか・・・

何もない状況でも生きる意志と工夫さえあれば生きられるんだな。すごいわ。超名作!

この作品映画化されてるみたいだけどものすご見たい!
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岩下志麻VS桃井かおりバトル映画「疑惑」(1982) [映画]


疑惑 (文春文庫 (106‐67))

疑惑 (文春文庫 (106‐67))

  • 作者: 松本 清張
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1985/03
  • メディア: 文庫



疑惑 [DVD]

疑惑 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • メディア: DVD


松本清張の名作サスペンスが原作の映画「疑惑」
子供のとき親がテレビで見てたのをたまたま横で見てたのでよく覚えてる。今回見直したけどほぼ記憶どおりだった。
保険金殺人の疑いをかけられたあばずれ女の桃井かおりが本当に夫を殺したのかどうかを検証していく法廷サスペンスでそれだけでも十分話として面白いのに強烈な桃井(当時31歳)の個性と弁護士の岩下志麻(41歳)の女バトルが激しくて話に引き込まれてしまう。
このころの岩下志麻は「極妻」の要素をかもし出しててすごい迫力!

あと、チンピラ役をやらしたら最強な鹿賀 丈史も桃井の元情夫で出てていい味を出してた。「野獣死すべし」の役よりソフトだけど似た感じで怪演を見せてた。やっぱりこのころの丈史はいい!しびれます。
鹿賀 丈史.jpgこの話は映画化1回、ドラマ化は3回されててさらに今やってるドラマ「告発〜国選弁護人」もこの原作をベースにもしているそうです。(映画では弁護士は女性だけどドラマでは田村正和。)

桃井VS岩下の名バトル&ラストシーン(映画未見の人は見ないほうがいい)


緒方拳は犯罪者役が似合う、「薄化粧」(1985) [映画]


薄化粧 [DVD]

薄化粧 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • メディア: DVD

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緒方拳のイメージと言えば犯罪者、逃亡者みたいなイメージがある。(たまたま最近立て続けにそういう作品見たこともあるけど)
映画「薄化粧」でも実際にあった事件をモデルにしてて4人を殺して逃亡しまくる坂根藤吉の役を演じている。

映画は時系列がバラバラな感じで順番を把握するのがめんどくさかった。
主人公坂根藤吉(緒方)はもともとろくでなし坑夫だったけど大金を手にしたときから女遊びとかに狂いだし奥さん(浅利香津代 )がぶちぎれ!
このぶちぎれぶりがすさまじかった。若い愛人浅野温子とのケンカシーンもえげつなかったけど旦那の緒方への罵倒ぶりがハンパない。
たしかに緒方拳も最悪亭主だけどあそこまで罵しったらやばいって!殺意覚えるって!!
案の定手斧でめった斬りの刑に・・・
殺害場面は斬撃音がなくてラジオの放送だけとぎれとぎれに聞こえるその演出がはまってて効果的だった。あれは怖い。
その後もめちゃくちゃし放題の緒方。一人息子も殺すし(殺害シーンはない)もてあそばれた若い女(松本いよ)へのリベンジで新婚家庭にダイナマイト投げ込んで爆殺!狂ってる!!!
一度は捕まって自殺もはかるけど死にきれず脱獄。
そして8年に及ぶ逃亡生活へ。指名手配されながら飯場から飯場へと渡り歩く。

緒方を追う刑事の川谷拓三 いわく女が原因で凶行に及んだけど本当のいい女に出会ったことがないのが不幸だと。
本当のいい女っていうのがどういうのかの説明はないけどその緒方の全部を受け入れる女、藤真利子が登場。
緒方についていくことに決めるがその前に捕まってしまう。
そのときの緒方拳の表情がどういう風にも取れるなんともいえない顔してた。

逃亡中は疲れてるし多少いいとこもあってかわいそうな気もするけど起こした事件は相当極悪なんでやっぱり仕方ない。特に息子と松本いよの旦那の二人はまったく罪がないのでかわそすぎる・・・

関係ないけど緒方拳が三島由紀夫を演じた映画が見たい。
ネットに最後の場面だけアップされてた。どうせなら全部お願いします!


「デメキング」(2009)「江戸川乱歩の陰獣」(1977) [映画]


デメキング 完結版

デメキング 完結版

  • 作者: いましろ たかし
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2007/07/19
  • メディア: コミック



デメキング [DVD]

デメキング [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD


1999年に描かれて打ち切りになったいましろたかし先生のマンガ「デメキング」の映画版見る。

原作のテイストがどれだけ実写化されてるか興味があったけど・・・・それはやっぱり想像通りそんなに・・だった。
いましろ作品はやっぱりあの絵があってこその面白さなんだなと。(亀岡くんは結構イメージに近かった)
しかし打ち切られて未完になったままの原作を映画にするってところがなんかすごい。
ラストをどうするのか・・・・それが知りたくて最後まで見たけど「続く!」みたいな終わり方になっててモヤモヤ感が残ったのだった・・・・これでいいのか?
「天才」文字のついたメットはしぶい!


「江戸川乱歩の陰獣」(1977)

2008年のフランス作品と原作小説を読んだばかりの江戸川乱歩の「陰獣」の1977年版がレンタル店にあったので借りてきて見る。
フランス版に比べてより原作に忠実な内容。

作中で犯人とされてる謎の作家大江春泥のキャラが乱歩自身のようになってるセルフパロディのような設定がいい。
昔の映画だからかわざとそう撮ってるのか画面の雰囲気やBGMが怪しげで乱歩ワールド全開。
登場人物もみんな淫靡で(特に女性)で細かいしぐさがいちいちアップになって思わせぶる。見てるほうはついついこうなのかなと勝手に妄想を膨らませてしまううまい演出。

見所は準主役の奥さんを演じる香山美子のイやらしさでこれはただごとではない!やばいです
「ぶって!ぶって!!」のSMシーンに興奮必至。

ただ・・・あおい輝彦の声が!
どう聞いてもジョーに思える!!特に仕事しながらで大半耳で見てる状態なので。
矢吹丈が「奥さん!!!」って香山美子にむしゃぶりついてたよ・・・・

女の情念が怖い!・・・そういうおはなし。

「陰獣」の映像作品まだあと2種類もあるそうです

江戸川乱歩の陰獣 [DVD]

江戸川乱歩の陰獣 [DVD]

  • 出版社/メーカー: SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)
  • メディア: DVD


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大作映画「砂の器」(1974年) [映画]


砂の器 デジタルリマスター版 [DVD]

砂の器 デジタルリマスター版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • メディア: DVD


松本清張原作の映画「砂の器」(1974年)見る。

タイトルとハンセン病を取り扱ってるということくらいしか知らずに見る。
最初は普通の捜査もの、事件ものかと思ってたけど展開がだんだん濃いーくなってくる。
加藤剛 、緒形拳 、森田健作 、丹波哲郎 ら出演者もそうそうたるメンバーがそろった日本映画大作。

かりたDVDの映像特典の脚本家&プロデューサーらの対談も当時の撮影の裏話とか面白く見る。
ハンセン病患者や関係者から差別につながると公開反対の騒ぎなんかもあったが最後に説明テロップを挿入するとかしておさめたそうです。

ラスト20分くらいえんえん続くオーケストラの演奏をBGMに回想シーンが流れる。セリフとかほとんどないので長くて退屈になりそうなものだけどそこが一番の名シーンになってて音楽の力もすごいな、と。
原作者松本清張もそこは感心してたらしいです。

今まで4回ドラマ化されてて今年5回目があるみたい。
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タグ:松本清張

三國がもむ!もみしだく!「復讐するは我にあり」(1979) [映画]


生きざま死にざま (男のVシリーズ)

生きざま死にざま (男のVシリーズ)

  • 作者: 三國 連太郎
  • 出版社/メーカー: ロングセラーズ
  • 発売日: 2006/03/01
  • メディア: 単行本


キラキララジオのポッドキャストで吉田豪の三國 連太郎インタビュー話がものすごく面白かった。
自分の中では三國 連太郎といえばえいが「ひかりごけ」で人肉を食ううシーンが強烈に印象強い怪優だけどそれを聞いて本人の面白さの片鱗を知りとりあえず自伝的な本「生きざま死にざま」を読んで見た。

被差別部落出身で幼いころから差別を受けてきて中学生くらいから20歳すぎまで大阪や朝鮮あたりを一人で放浪、その後徴兵され中国へ出兵。
本人いわくダメ兵士でこのへん水木先生とキャラがかぶります。

で27歳くらいでたまたまスカウトされ俳優の世界へ。

基本的にまじめなので色んなコンプレックスを抱えているがそれをバネとして勉強しまくってがんばってきた・・・という感じです。
ラジオでも言ってたけど特に女性に対しても自信がないので全然だめだ・・・と。(しかも赤面症!?)

しかし昨日見た今村昌平監督の「復讐するは我にあり」で三國 連太郎当時(55歳くらい)は倍賞美津子 (元猪木の奥さん、当時33歳くらい、女ざかり、巨乳)の胸これでもか!というくらいもみまくってた。
芝居となるとスイッチがはいるみたい・・・
この映画主役の緒方拳が5人殺し・西口彰の狂気を演じてたのもすごいけどその父親役、三國の静かなる狂気も劣らず怖い。
倍賞とのからみはただの会話でさえエロスを感じる。

三國作品も少しづつチェックしよう(量が多いから)

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復讐するは我にあり デジタルリマスター版 [DVD]

復讐するは我にあり デジタルリマスター版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • メディア: DVD



「テレプシコーラ」山岸 凉子/「六三四の剣」村上もとか [漫画]


舞姫(テレプシコーラ) 1 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

舞姫(テレプシコーラ) 1 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

  • 作者: 山岸 凉子
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2001/06
  • メディア: コミック



六三四の剣 (1) (小学館文庫)

六三四の剣 (1) (小学館文庫)

  • 作者: 村上 もとか
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 文庫

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最近読みはじめた漫画2作
山岸 凉子作「テレプシコーラ」1巻(2000~)2007年、第11回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作品。
バレエ少女の話は「スバル」が有名で読んだけどこの漫画は知らなかったです。

子供向けと思いきや結構ハードな境遇の子供とか出てきたりして面白い。そして独特の絵もなんか気になる・・・

もう1作が村上もとか作「六三四の剣」(1981年-1985年)
こんな超有名作を今初めて読み始める贅沢!

うわ~面白!!!!!
これは剣道知らなくても燃えるって!

最近、仕事中ラジオ聞いててもDVD見てても眠いときはホラー映画を見てみたりする。怖ければ怖いほど目が覚める方式。
今日見たのは「クライモリ」(2003米)
ホラー作家・スティーヴン・キングがこの映画を絶賛したとか読んだので期待したのだけれど普通のホラーだった。
続編もあるけど見なくていいや。


クライモリ デラックス版 [DVD]

クライモリ デラックス版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD



ビビる大木と「まんが道」 [漫画]

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ビビる大木の特別ファンじゃないですがラジオで「北の国から」の大ファンだということをしって少し高感度がアップしていた矢先に「まんが道」を人生のバイブルとしているということもしってすごい好きになったりしました。

そしてマネージャーの誕生日に「まんが」道」を全巻プレゼントしたというブログを見て「まんが道」の番組にゲストで呼ばれたそうな。
それで藤子先生のふるさと富山県高岡市にロケに行ったところ「まんが道」で漫賀道夫がよく本を買っていた本屋(名前忘れた!芳賀書房とかそんな感じだったかな?)に実際行ったり手塚先生が藤子不二夫にゆずった仕事机見て感激した!という話を聞いて間接的に自分も感動!その回ポッドキャストでも聞けますhttp://www.tbsradio.jp/kirakira/2011/01/20110117-1.html

「まんが道」を初めて読んだのは小学校6年、当時毎週発売されてた藤子不二夫ランドシリーズで買い集めて相当読み返した。あれ読むとめちゃくちゃ漫画描きたくなったな。
ついでに思い出したけどその藤子不二夫ランドに同封されてるはがきで1,2回感想とか似顔絵を送ったら掲載はされなかったけどそれから3年間くらい藤子プロから年賀状が届いた。
もちろん印刷されたもので藤子先生直接のものじゃないけどものすごく嬉しかったしこんなサービスを子供に与えてくれる藤子不二夫先生に今も感動を覚えます。
「まんが道」最高!藤子先生最高!!

マサイ族の靴が欲しくなった!-筋肉バカの壁 [博士の異常な健康PART2] [本]


筋肉バカの壁 [博士の異常な健康PART2]

筋肉バカの壁 [博士の異常な健康PART2]

  • 作者: 水道橋博士
  • 出版社/メーカー: アスペクト
  • 発売日: 2007/08/23
  • メディア: 単行本


つい最近読んで面白かった「博士の異常な健康」の続編「筋肉バカの壁 [博士の異常な健康PART2」を読み始めたら前作に劣らず面白くて一気に読み終えた。

メインは水道橋博士本人が加圧トレーニングによって山本キッドのごとく筋肉をつけた体でフルマラソンに挑戦する、という内容。
著者と同様自分も走るの好きじゃないのでそういう人がどういう風に変わっていくのかがよくわかってちょっとだけ走りたくなったのでした。ちょっとだけ。

マラソンの話もいいのですが一番興味を持ったのがMTB(マサイ・ベアフット・テクノロジー)というやつです。
はだしで歩くマサイ族の歩き方を研究したスイス人が開発したそのウォーキングシューズは曰く「MBTは靴でなくエクササイズ器具」「世界最小のフィットネススタジオ」「歩き方を教えてくれるスニーカー」というキャッチコピーがついてるそうな。
正しい歩行姿勢になって足腰への負担が吸収され筋肉、脳の活性化までうながすという・・・何より歩くことが「楽しい」という・・・・

めちゃくちゃ欲しくなりました。

購入するには直販店の「MBTウォーキングスタジオ吉祥寺店」に行って念入りにサイズを測り正しい歩き方を指導された上で履き始めるシステム。
肝心の値段は2万6千円~3万6千円くらいだと・・・・ちょっと高い・・けどすげえ欲しい!!
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岩下志麻がエロやらしい!「内海の輪」(1971) [映画]


内海の輪 [DVD]

内海の輪 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • メディア: DVD

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GEOで適当に借りたDVD「内海の輪」(1971)
松本清張原作の映画で主演の岩下志麻がめちゃくちゃいやらしかった。
前に何度か「はなれ瞽女おりん」(1975)での岩下志麻がきれいすぎると書いたことあるけど5年前のこの映画でもすごかった!30代の岩下志麻はほぼ無敵だと思う。
30歳くらいの岩下志麻が不能の旦那(三国錬太郎)を持ちながら中尾彬(若い!&スリム)と不倫している設定。

中尾彬とのベッドシーンが何度も出てくるけどそれがほんとにいやらしい!
それではじめは中尾彬がうらやましいなこの野郎!と思ってみているのだけどしだいに岩下志麻が覚醒してきて(いろんな意味で)「妊娠したから結婚してくれ!」とせまりだすあたりで怖くなってくる。
中尾彬もどん引きで最後は悲惨な結果に・・・

女は怖い・・・いや志麻が怖い。

ヒルズ・ハブ・アイズ [DVD]

ヒルズ・ハブ・アイズ [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD



タグ:岩下志麻

『楢山節考』(ならやまぶしこう)1958年版映画 [映画]


楢山節考 (新潮文庫)

楢山節考 (新潮文庫)

  • 作者: 深沢 七郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1964/07
  • メディア: 文庫



楢山節考 [DVD]

楢山節考 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • メディア: DVD


姨捨山伝説を書いた深沢七郎作の小説「楢山節考」。本と1983年(今村昌平監督)の映画は見たことあるけど1958年の木下恵介監督版があるのをレンタル店にて見かけて知る。

50年前の映画だけど話自体も古い設定なのでさほど違和感はない。さらに木下版はオールセットで歌舞伎のように琴か三味線のBGMが流れたり始まる前は黒子が幕を引いたりする芝居劇のようなスタイルが面白かった。

内容自体は同じなので婆さんが自ら石臼で歯をたたき折り口中血まみれになる名シーンなんかはしっかりあります。
前半の村のセットが比較的極彩色な色合いに比べ後半になるにつれてどんよりと灰色の背景に変わっていくのが怖い。
年中半飢饉状態の村の掟は恐ろしく畑のもの盗んだりしたら食料全部没収の上村人全員に石投げられたりリンチ受けたりした上殺される・・・・
そして70歳になると食い扶持減らすためにお山参り(姥捨て)にいかねばならない。
姥捨は伝説かもしれないけど生活が苦しかったのは本当だろうので近いようなことはあったんじゃないかと考えると恐ろしい。
調べたら1960年のテレビドラマ版もあるみたいなので見つけたらそれも見たい。

太宰治の生誕100年記念映画「人間失格」(2010)見る。感想ー普通。
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最強千葉真一伝説!「千葉流サムライへの道」/「新・影の軍団最終章」 [本]


千葉流 サムライへの道

千葉流 サムライへの道

  • 作者: JJサニー千葉
  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2010/09
  • メディア: 単行本


今、毎日「影の軍団」の再放送を楽しみ、千葉真一を模したキャラを描いたりと千葉ちゃんづくしな日々ですが前作「千葉真一 改め 和千永倫道」に続いて2冊目の自伝「」が出てたことを知りさっそく購入!

前作の内容の薄さを補完すべく多少細かく書かれててファンなら嬉しい。

いい話がたくさん載ってる中印象的だったのが川谷拓三がプロボクサーに殴られて目玉が飛び出したことを参考に「直撃!地獄拳」で室田日出男の目を飛び出させる演出にした話・・・ほんまかいな!?

もうひとつは隻眼の柳生十兵衛役をやり続けた結果、片目だけ酷使しすぎて人工レンズを入れることになったエピソード・・・これ初めて知ったけどすごい!

あと、タイトルどおり文中でも武士道を説きまくってるのですがこの本を読んで新渡戸稲造の本に興味を持って読んでくれたら嬉しい・・・みたいなことを書いてた。千葉ちゃんにそこまで言われたら読むしかない!

これからもぜひ年に1冊くらいは千葉本を刊行してほしいです。

新・影の軍団‾最終章‾ 服部半蔵最期の戦い[DVD]

新・影の軍団‾最終章‾ 服部半蔵最期の戦い[DVD]

  • 出版社/メーカー: GPミュージアムソフト
  • メディア: DVD

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で、さらに「新・影の軍団最終章」も見る。


「新・影の軍団」シリーズは2003-2005年に作られた6部作で最初知ったときあの軍団がもう一度見れる!と喜びまくってDVD予約して買ったことを思い出す。
そして・・・これはもうまったく別物の作品でがっくりしたことも。

千葉真一演じる服部半蔵の容姿のみはそのままだったけど出番は少ないし半蔵のキャラもなんか違うし(おちゃらけ一切なし)何より一番の違和感は音楽が違うことだった。あらためてドラマ版の音楽のよさがよくわかった。

そんなわけで悲しくなって2部でみるのやめたままだったけど今回最終章である第6部だけDVD借りてきて見てみました。
感想はやっぱり同じ。千葉ちゃん、松形弘樹、菅原文太ら大御所連は出番は少ないのにさすがの存在感で若手の役者たちはかすんでしまう。
そんな中一人独特のエネルギーを発してたのが竹内力!(若手ではないけど)
力だけは全然ヒケをとらないすごいテンション(顔芸?)で異彩を放ってた。さすがやな~


フルチンバトルinサウナな映画イースタン・プロミス」(2007年イギリス/カナダ/アメリカ) [映画]


イースタン・プロミス [DVD]

イースタン・プロミス [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

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デヴィッド・クローネンバーグ監督2007年の映画「イースタン・プロミス」見る。

ロンドンが舞台でロシア・マフィアの人身売買をテーマにした作品。主演のヴィゴ・モーテンセン (ロードオブザリングのアラゴルン)が全身にタトゥーを入れて冷酷なマフィアを演じててサウナでの激しいフルチンバトルもこなしてた。
役者も大変だな、と思った。

あと、ホラー映画「デスルーム」も見る。アメリカの映画だけど杉本彩と石橋稜とか出てた。

デス・ルーム スペシャル・エディション [DVD]

デス・ルーム スペシャル・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD



真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻 [漫画]


真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻 (ビームコミックス)

真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻 (ビームコミックス)

  • 作者: 新井 英樹
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2006/08/31
  • メディア: コミック


1998~2001年ヤングサンデーで連載された新井英樹の代表作『The World is Mine』の復刻版,「真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻 」読み終える。
普通サイズで全14巻、復刻版は全5巻。1冊600ページ近くもあるので読み応えありまくり。
連載当時ヤングサンデーで途中まで追いかけてたけどよくわからなくなって読むのやめたけどあらためて読み直すとすごい・・・
1巻では最強巨大熊「ヒグマドン」が登場、そして主人公モン&トシが青森の警察署で大暴れ。「ランボー」並の破壊力な二人!この巻だけで100人くらい人死にます。壮絶な展開に目が離せない!!

おいしいコーヒーの真実 [DVD]

おいしいコーヒーの真実 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アップリンク
  • メディア: DVD

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「おいしいコーヒーの真実」(2006英米合作)というドキュメント映画見る。
石油に次ぐ産業と言うコーヒー業界、1日20億杯飲まれているその裏にはコーヒーの豆を栽培している人たちの貧困が隠れているということがよくわかる映画だった。

腕十字固めのフィニッシュ時の足の位置について [スポーツ 格闘技]


薀蓄好きのための格闘噺

薀蓄好きのための格闘噺

  • 作者: 夢枕 獏
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 単行本

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今夢枕獏著「薀蓄好きのための格闘噺 」という本読んでいる途中だけど面白いうんちくエッセイがあったので忘れないうちに書いときます。
著者がグレーシー柔術のホリオン・グレイシー(ヒクソンの兄にあたる人)を見学したときの話。
関節技の中でも一番メジャーな腕十字固めをかけるときの足の位置を相手の頭側にあたる方は膝を曲げて頭の上にいかないようにせよと指導。理由は噛み付かれないように、だ。
スポーツとしてやってる人間にはあまり考え付かない発想だと思う。多分だいたいの人がそんなことを考えずよりやりやすい、極めやすいという理由でで足をかけたりかけなかったりしていると思う。
ちなみに自分でやるときはほとんど両足をかけてる。
へーと思って本棚にある技術本めくってみたけど大体両足で片足の場合も頭側の足をかけている写真ばかり。
唯一見つけたの写真はサンボの技のページのものだった。
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そしてなんと日本屈指のグラップラー青木真也の技術本の十字固めの足の位置はこんなだった!
めちゃめちゃ極まってそう!
さすがや。
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しかし関節技を文章で説明するのって難しいな。
わからん人にはなんのこっちゃわからんかもです。


「ホステル2」(2007アメリカ)・・立て続けに見た [映画]


ホステル2 [無修正版] [DVD]

ホステル2 [無修正版] [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD

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「ホステル」があまりにこわ面白かったのですぐ「ホステル2」も借りてきて見てしまった。

前作は男3人がスロバキアのホステルに泊まって・・・という設定が2では女3人に代わっている。
なぜ「そんな目」にあうかわからないことも恐怖だった前回に比べてその答え合わせ的な意味合いもある上展開もある程度読めてしまうのでさすがに恐怖感は激減。(残虐&エロシーンも)
それでもラストの展開は面白かった。あれはいい。
面白い1作目を超えるって難しいいんやね。




夜逃げ屋本舗 (キングシリーズ 漫画スーパーワイド)

夜逃げ屋本舗 (キングシリーズ 漫画スーパーワイド)

  • 作者: 永井 泰宇
  • 出版社/メーカー: 小池書院
  • 発売日: 2010/01/09
  • メディア: コミック



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