鼠パニックもう1回!「滅びの宴」 [本]
警察に財布取りにいってきました。
やっぱり道路に落ちててひらったのは自転車に乗った女性だということでした。
そして「名乗るほどの者ではございやせん」と今回もお礼も住所も名前ももシークレット。(もしくは免許証のきもいおっさん写真を確認して連絡先なんか知られたくないと思われた可能性も大)
とにかく・・・助かった。
あらためて「俺も財布拾ったらネコババせず届けるぜ!」と当たり前のことを誓った。
と世間の人情に感動しながら「人間の性、悪なり!」をあらわした小説「滅びの宴」を読みました。
これは前に小説&漫画で読んだ20億の鼠に山梨県が壊滅させられる「滅びの笛」の続編です。
鼠パニックから2年後、今度は30億に増えた鼠が東京を襲撃!
よみがえる鼠の恐怖。
山梨の件があったので今度は完璧な防御態勢をひいた政府だったけどことごとく失敗に終わりさらに騒ぎに乗じてテロリストまで大暴れ。
東京めっちゃくちゃ!
そして途中からは鼠軍団の話はないがしろになってきて問題は暴徒と化した市民。
片っ端から略奪&陵辱!
エロ場面もいっぱいあるけどほとんどがレイプシーン。
人間ここまで豹変すんのかなー?と思うくらいおかしくなってます。
一番悪いのも怖いのも「人間」・・・
かなり救いのない、ぶつ切りな終わり方が逆に印象的だった・・・
全然関係ない話。
キムタクが主演してるドラマ「MR.BRAIN(ミスターブレイン)』」に市川海老蔵が出てて場面に映るたびに矢野さん(格闘家矢野卓見)がダブってしまう。
そう思うのは俺だけでしょうか