ダスティン・ホフマン主演「わらの犬」(1971米) [映画]
サム・ペキンパー監督の「わらの犬」はじめて見た。
バイオレンスムービーの金字塔みたいに言われてる作品なので期待して見るも前半はあまりアクションもなく静かな展開。
アメリカの都会からイギリスの片田舎に越してきたダスティン・ホフマン(数学者)とその若妻エイミー。
しかしなかなか田舎になじめずしょっちゅう喧嘩になる二人。
そのエイミーに目をつけたのが町のチンピラ軍団、というかエイミーを演じる女優スーザン・ジョージが色っぽすぎ!ただでさえそうなのにミニスカ、ノーブラで出歩いたりカーテンを閉めずに着替えたりとかガードがゆるすぎる・・・観客へのサービスなのか(だとしたら監督最高)監督の趣味なのかそれともあえてそういう演出なのかわからないけどそりゃレイプされるやろ・・・と思わずにはいられないほどエロいです。
で、その襲われるシーンがやたら長い・・・見てる方がちょっといやだなと感じるほど。
終盤ようやくホフマンも覚醒しだしてえげつない戦いが繰り広げられる。前半がのんびりしてた分すごい緊張感。主人公がただの数学者でまったく強くないというのがいい。ブロンソン映画でもこういう展開(奥さんが殺されて娘は犯されるとか)よくあるけどブロンソン自身が強すぎて緊迫感があまりないもんな。
ホフマンが敵を倒してもスカっとしたりカタルシスを感じたりしないのがこの映画のよくできているところなんかな。
よかったのでDVDに保存版決定。そしてペキンパー映画もっとみたくなってきた。
2011-02-09 18:39
nice!(2)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0