人喰いライオン小説「人喰鉄道」 [本]
人喰鉄道 (ランダムハウス講談社文庫 と 1-3 戸川幸夫動物文学セレクション 3)
- 作者: 戸川 幸夫
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2008/06/10
- メディア: 文庫
イギリスの鉄道会社が植民地のアフリカに鉄道を敷く工事をしてるさなかに人食いライオンたちが襲い掛かってくる話。
主人公は2代目所長のパターソン。戦う相手はライオンだけじゃなく人種問題やイナゴ襲来、疫病等のアフリカ自体というか大自然そのもの!
ライオンたちの人食い(マンイーター)ぶりはすさまじく計200人以上の人間が餌食となる。人食いたちは狡猾で残忍、人間の仕掛けるあらゆる罠の裏をかいてくる。そして一度狙った相手や傷を負わされた相手には執拗に追い続け食い殺してしまう。
人食い熊の話をいくつか読んだことがあるけどライオンとも共通する部分があり同じくらい恐ろしい。
だいたいこの話は実話が元になっているというところが一番怖い!
そんな人食いたち相手に奮闘するパターソン所長の戦いが熱い!
「ゴースト&ダークネス」という映画があるけどそれも元はこの話だと思うので今度見直しときます。
2010-10-14 14:26
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0