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刑務所の王 [本]


刑務所の王 (文春文庫)

刑務所の王 (文春文庫)

  • 作者: 井口 俊英
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: 文庫


今まで読んだ中でもかなり高ランキングに位置であろう「刑務所の王」読み終えた。
いきなり最初から最後までずっとコンスタントに面白く読めました。


その男は60代になってさえ1000回の腕立て伏せと500回の腹筋を日課にする、その男にはあらゆる脅しも誘惑も通じない、その男はあらゆる人種差別に反対し自分の中のルールにのみ従って生きる、その男の怒りに触れることは死を意味する・・・。

まるで池上遼一先生の書く漫画の主人公のような人間がこの本で書かれてるジョージ・ハープ!
そんな男が刑務所という獣たちの巣の中に入ったらただで済むはずはなく結果生涯のほとんどを刑務所内で過ごすことになりその中でもっとも凶悪なプリズンギャング、アーリアン・ブラザーフッドを創設することになる!

最近ナショジオチャンネルでアメリカの刑務所のドキュメント見てるから書いてることがものすごくリアルに感じる。
刑務所を脱獄するアメリカのドラマで「プリズンブレイク」があるけどこの本の内容のほうが全然ドラマチックで面白い。何より基本的に事実なとこがすごい。

刑務所内の無法地帯ぶりは信じられないくらい無茶苦茶で読んでると絶対入りたくないと強く思わさせられるけど本で読む分にはこんな面白い物語ないです。
必読本。
カメ.jpg

松田優作と組んでいた脚本家丸山昇一が昔優作と作ろうとして実現しなかった映画「カメレオン」見る。
主役の藤原竜也が優作風な髪型やサングラスにして「遊戯」シリーズっぽくやってるけどやっぱり・・・・やっぱり優作で見たかった!<

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