無冠の天才棋士村山聖 [将棋]
3歳からネフローゼという難病にかかって苦しみ続けさrに膀胱癌で29歳で亡くなった天才棋士村山聖の障害を綴った本「聖(さとし)の青春」最高に感動しました。
棋士を目指してる人たちは年齢制限があるからものすごい焦燥感と戦いながら将棋を指してるだろうけど村山聖の場合は自ら自分が長く生きられない体だろうと自覚して名人位を目指しててその焦燥感は普通の人の比じゃなく思える。年齢じゃなく命自体がかかってるから。
だからこそ命がけで将棋を指し続ける村山聖に感動しさらにその周りにいる家族や師匠、棋士仲間たちとのふれあいに涙しまくりでした。
誰よりも命の尊さを知る村山は自分の髭や爪、さらに部屋にいるダニまでも「せっかく生きてるものを殺せない」とおもうくらい優しすぎる男でボランティアへの寄付や阪神大震災時の義援金等おしみなく大金をだしてたそうです。
癌にかかっても鎮痛剤や抗がん剤を一切拒否し激痛に耐え将棋を指し続けた。(薬の作用で脳や将棋に影響が出ることを考えたため)
結局目指していた名人にはなれなかったけど村山聖は十分名人以上にすごい棋士だったと思います!!
2008-12-14 15:31
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