いまだ投了せずー将棋に命を賭けた男たち [将棋]
「いまだ投了せずー将棋に命を賭けた男たち」読む。
将棋にとりつかれ人生を賭けた12人の男のノンフィクション。
漫画に真剣師のキャラをちょっとかこうと将棋関係の本読めるだけ読んでるのですが今のとこなかなかはずれがなく大体面白いです。
将棋の本がほかのスポーツや格闘技系のものと違うなと思う点は棋士たち(もしくは棋士志望)の将棋に賭ける想い度がものすごく高い気がするところです。
もう自分には将棋しかない!みたいな情念をビリビリ感じます。
そのせっぱつまり感を作ってる要因のひとつが年齢制限。奨励会に入って20歳で初段、26歳までに4段にならないと強制退会。
26歳以後どれだけ強くなろうと、プロより強かろうともう棋士にはなれないシステムです。
後に名人になるような天才たちは早々とその門をクリアできるけど並の天才たちはそこでふるいにかけられて落とされていく厳しい世界。
そんな世界だからプロになれた人もなれなかった人もみんななんか「濃い」です。
本のタイトルどうり命(というか魂)賭けてるのが伝わってきました。
うーん厳しい。
2008-12-13 15:28
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