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「狩猟サバイバル」服部 文祥 [本]


狩猟サバイバル

狩猟サバイバル

  • 作者: 服部 文祥
  • 出版社/メーカー: みすず書房
  • 発売日: 2009/11/26
  • メディア: 単行本


「狩猟サバイバル」読む。

電気製品や近代装備を持たず最小限の装備での登山スタイルを実践しているサバイバル登山家服部 文祥が山での食料調達法としてあらたに「狩猟」を取り入れだしたことを書いた本。

今までは米と調味料のみ持参して山で魚やかえる、虫、山菜、きのこなんかをおかずにしてたけど銃があれば鹿や猪の肉を食べることができる。
考えてみると銃の免許の取り方なんてぜんぜん知らないのでどうやって所得するのか詳しく書いてあるくだりは興味深かった。
犯罪歴がなく健康で筆記試験にパス、教習を受ければ銃の所持許可が出るそうで筆記も実射試験もそう難しくはないが許可の申請手続きがかなり面倒くさくなっているシステム。
最初にもてる銃は散弾銃のみで10年たってから殺傷能力の高いライフルがもてる。銃の値段はピンきり、作者は中古銃のネットオークションで12万のものを落札。
ここまで急いでも3ヶ月ほどかかり費用が20万(銃こみ)ほど。
さらに猟をするために狩猟免許と狩猟登録してやっと猟に出れる。ちなみに分解してたら銃を電車等で運んだり郵送したりしてもOKだって。へー。

そして知り合いの猟のグループに入れてもらった服部 文祥はそこで勉強しつつ単独でも猟に出るようになり鹿を何体か仕留めている。
止めを刺すときの気持ちや様子がリアルで生々しい。
倒した後の解体がまた大変。血を抜いたり内臓取り出したり。
もちろん食べれる部分はできるだけ持ち帰るみたいだけど心臓はもちろん脳みそや目玉、目の神経系もこってりしてうまいそうな。
子供は気味悪がって食べなかったのでこっそりカレーにいれて家族全員で食したって。
ちょっと食べてみたいな・・・・

普段「狩猟」や「銃」になじみのない生活を送っているのでこういう体験を書いた本に強く惹かれてしまう。それでもやはり自ら行きたい!とは全然思えない。
「モンスターハンター」で十分です・・・・
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