筋肉信仰者たちの本「果てなき渇望」 [本]
鈴木先生から借りた筋肉野郎本「果てなき渇望―ボディビルに憑かれた人々」読み終える。なかなかきつい内容だった。
ボディビルについての本自体読むのは初めてでボディビルがこれだけきつくて追い込む競技だということを一般の人はあまり知らないと思う。自分も知らないことばかりでした。
300超の筋肉を鍛え上げるには10年から15年かかるって・・長っ!
ある女子ビルダーは王者になるには黄色で車を止めるんじゃんなく赤でも突っ込むくらいの気持ちをもって追い込まなければならないという。
そしてこの本のメインはやっぱりステロイド使用のビルダーたちの話。
ちょっと強引な部分もあるけどステロイダーたちの「理」もわからなくはないなと思った。
筋肉への想いがふりきれてしまったらここまでいくんだろうなと思わされてしまうこの人たちの言葉は重い。
曰く「ひたすら大きくなりたい。
天から与えられた身体を意志の力で変えていく。1センチ肥大すると違う世界が開ける。たと後遺症があっても、どんな手を使っても限りなく肥大した筋肉を手に入れたい!」
「副作用を怖がるのは生命を賭けあらゆる非難と偏見にまみれても肉体を鍛える覚悟がないからだ。そんな者たちの冷視など怖くもなんともない」
すごいな・・・
けどトレーニングしている人ならここまで極端じゃなくともこういう気持ちもあるんだろうなと思った。
ぜひ紹介されたビルダーたちのその後も続編として出して欲しいです。
「からくりサーカス」11集も読む。
もちろんよかった。
2009-09-13 11:07
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0