「1976年のアントニオ猪木」「ふぞろいな秘密」 [本]
鈴木先生に薦められて借りた「1976年のアントニオ猪木/柳澤健」読みました。
1976年におこなわれた猪木のリアルファイトとゆわれるアリ戦、アクラム・ペールワン戦、パク・ソンナン戦とウイリアム・ルスカとやったプロレスの試合の計4戦を主に細かく取材した本です。
一番印象的だったのが赤鬼ルスカのくだり。
同じオランダの柔道メダリストヘーシングのようになりたくてメダルを2個も取ったのに娼婦とつきあっていたことでヒモ野朗と蔑まれて尊敬されず金に困ってプロレスをやるもガチンコ指向が強くてプロレス界からも干されてしまった挙句脳梗塞で倒れて現在は田舎で孤独に療養生活を送っているという・・・・
ルスカの話だけで漫画や映画になりそうな生涯です。
友人であるクリス・ドールマンが最後に筆者に言った言葉。
「人生は厳しく儚い。そうは思わないか?」
ズーンとくるなあ・・・。
「ふぞろいな秘密/石原真理子」
プッツン女優とゆわれた恋多き女石原真理子の男性異変歴をつづる自伝本。「ふぞろいの林檎たち」シリーズが好きだったので読んでみました。
誘われると断れない性格の石原真理子が関係した芸能人がズラーっとかかれてます。
「ふぞろい」出演俳優たちの中でも撮影中ドラマと同じくだいぶ浮いていたらしいです。
10人以上関係した芸能人の実名が出てくる中で一番自分にヒットしたのが松田優作!
優作アニキあんたもかよ!?とおもいきや優作と会ったのはパーティーかなんかの一度だけ。帰りがけに話しかけられ「かわいい女だよな」といきなり初対面でキスされたらしい!
しかも隣には当時付き合っていたという石黒賢がいたけど優作アニキは目もくれなかったという・・・
それきり会ってないので関係はなかったというのも何か逆にかっこいいし!
このエピソードが読めただけでこの本読んだかいありました!!
2008-06-03 23:38
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