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柔道一代 徳 三宝 [柔道]


柔道一代 徳三宝

柔道一代 徳三宝

  • 作者: 指宿 英造
  • 出版社/メーカー: 南方新社
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 単行本

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「柔道一代 徳 三宝」読む。
読むと柔道界では嘉納じごろーにつぐくらい有名な柔道家と書かれてるが最近までぜんぜん知りませんでした。
徳という名字ですが日本の人で鹿児島県徳之島出身。
著者の指宿英造氏は徳三宝のおいだそうですがこの人の名前も難しい!
「いぶすき」と読みます・・・絶対読めない・・・

で徳三宝がどれだけ強かったかということが書かれてるのですがすごいのは選手じゃなくて指導する立場になっても激しい稽古を欠かさなかったので40歳、50歳でも若いやつをバンバンぶん投げてたところ。
まさに生涯現役の柔道家の鏡!

あとは柔道の枠組みだけにとどまらず対異種格闘技にも対応しようとしていたっぽいところ。柔道家本なのでその辺は詳しくかかれてないけど四国武者修行時代に山かとよばれる部落で空手のようなものを身につけたりしていたという。そして山中で戦いになって敗れた山伏にリベンジを果たす実戦柔道家徳宝!

あと、本文中にあまり聞いたことのない四字熟語がいっぱい出てきてべんきょうにもなります。
(例:侠気一徹、流汗淋漓、猛者雲霞、暖衣飽食、炎天酷熱、熱化流汗・・・・)
その徳三宝が教えた生徒の中でこいつは・・・と思った二人のうちに牛島辰熊(木村政彦の師匠)の名を上げているとこも印象的だった。

鬼の木村と徳三宝どっちが強かったんかなぁ・・・

映画「月はどっちに出ている」見る。岸谷吾郎の若さとルビー・モレノのスタイルのよさにびっくり。
オダギリジョーと三浦友和が東京を二人で転々とする映画「転々」も。
かなり地味な話だけどなんか不思議っぽい笑いとしみじみとした味わいのある映画だった。


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