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BORN TO RUN 走るために生まれた [本]


BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”

  • 作者: クリストファー・マクドゥーガル
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2010/02/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


ようやく「BORN TO RUN 走るために生まれた」読み終えた。

相当面白かったです。
メインの話は通常のマラソンの何倍も過酷なウルトラマラソンのランナーとメキシコの奥深い峡谷に住む走るのが速いタウラマラ部族が競争したらどっちが勝つのかーみたいな感じ。
はたしてどっちが早いのか、その前にその部族は実在して見つけられるのか?
ここだけ聞くと水曜スペシャル的な雰囲気もあるけどノンフィクションなとこが違っている。

さらに出てくるキャラクターが全員変わってて読んでて飽きさせない。
ストーリーを追いながら話の内容があちこち脱線することも多いけどその話もいちいち興味深く「走る」ということの意味をはじめて色んな面から考えさせられました。
たとえば最近動物番組見ることが多いけどカバは時速何キロで走れるとか大体人間より早い動物が多いけどこと長距離になると人間ほどそのペースを長時間保って走れる動物はなかなかいないとか。
ブッシュマン猟方に集団で獲物を走って追い続けるというのがあって体温調節ができない獲物は逃げ続けた挙句体温が上昇しすぎて倒れてしまうのでそこを捕らえるとか。すげえ・・・

あと印象的だったのがニューヨークマラソンの年齢別タイムを比較して調べた結果、19歳から始めたとして27歳にピークに達すると。で、27歳をすぎるとタイムが落ち始めるけど19歳の時のタイムまで落ちるのは何歳のときでしょうか、という問題。
この答えを知りたいと思う人はぜひ読んでみてください。

「人は年を取るから走るのをやめるのではない、走るのをやめるから年を取るのだ」

テレビでやってた映画「ハネムーン・イン・ベガス」(1992)見た。セックス&ザ・シティの主役の人が若くて別人のようでした。
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「犬を飼うと12の短編/谷口ジロー」「絶体絶命の体験」 [漫画]


犬を飼うと12の短編 (ビッグコミックススペシャル)

犬を飼うと12の短編 (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: 谷口 ジロー
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/09/30
  • メディア: コミック


谷口ジロー先生の名作短編「犬を飼う」を含む短編集「犬を飼うと12の短編」購入。
ある夫婦の飼い犬が寿命で亡くなる様子を描いた漫画。
作者本人が実際に体験したんだろうなと思えるリアルさで描かれてるのでどんどん弱っていく犬を見るのは犬好きじゃなくともつらいものがあります。

相当悲しいけどその続編として猫を飼うことになる話が載ってるのがかなり救いになってるので安心。

1991~2009年に発表されたほかの短編も力作がそろってました。

ディスカバリーチャンネルで放送が始まった「絶体絶命の体験」シリーズ第1回見ました。

ユタ州の峡谷でマラソンのトレーニングをしてた女性ランナーが足を滑らして18メートル滑落して骨盤を骨折。
人がまったく通らない荒地なので車まではっていこうとするも全然進まない。
そして恐怖の夜。
寒いのでじっとしてたら凍死してしまうということで唯一できる腹筋をゆっくり夜明けまで6時間行ったという・・・
翌日も泥水をすすりながらなんとか生き延びる。

2日たって家族が警察に捜索を依頼するも峡谷が広すぎて探しようがない。
結局トレーニングに同行してた愛犬が捜索隊を誘導してギリギリ助かった・・・という話。
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手術&リハビリで現在はしっかり復活してるそうな。
紹介動画http://animal.discovery.com/videos/i-shouldnt-be-alive-dog-saves-injured-owner.html


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