最高にかっこ悪い主人公の「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(2010) [映画]
映画「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(2010)見る。
原作の漫画を読んだことなく何も知らずに見たら結構強烈な映画だった。
オープニングから飛ばしている。テレクラで知り合った太目の女の子からなじられて殴りかかられるめちゃくちゃかっこ悪い主人公。
かっこ悪いやつが成長していったりかっこ悪いことって以外にかっこよかったりするーみたいな話は多いけどこの主人公は最後までかなりのかっこ悪さを体現してるとこがよかった。(もちろん内面的には成長してるのだろうけど)
好きな女がモテ男に遊ばれて妊娠までさせられて捨てられたことに怒りその男にケンカを挑む話。
勝つために主人公が練習したのはボクシング・・・短期間でやるのだったら柔術のほうがいんじゃないかなとか思ったりする。
女のためにと思ってやっても肝心の女の子が振られた相手のことを想っているとこがリアルで哀しい。
そのヒロインの「女の子」が最初すごい魅力的に(男にとって)なのにどんどん「女」になっていくのもよく描かれてた。
主演の峯田和伸はロックバンド銀杏BOYZの人でほかに「アイデン&ティティ』・『少年メリケンサック』・『色即ぜねれいしょん』出演してる。
映画になっているのは原作の半分くらいまでと知って漫画も読みたくなってきたのでした。
2011-02-17 09:57
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