映画「精神」(2008)「アイデン&ティティ」(2003) [映画]
精神病とモザイク タブーの世界にカメラを向ける (シリーズCura)
- 作者: 想田和弘
- 出版社/メーカー: 中央法規出版
- 発売日: 2009/06/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
想田和弘監督による、2007年度作品『選挙』に続く観察映画第2弾「精神」見る。
岡山県にある精神科クリニック「こらーる岡山」が舞台でそこに通っている患者さん、スタッフ、ボランティア、山本先生らを映し出したドキュメンタリー。
もちろん想田監督は観察映画スタイルなのでモザイクなし、テロップ、BGMなし。
普通のドキュメント見慣れすぎているのでこの方式は正直わかりづらい・・・時々睡魔が出現してしまう。
監督はこの映画で精神病に苦しんでいる人たちといわゆる健常者との見えないカーテンを取り払いたいとのことですがうまくいっている箇所もいってない箇所もありました。
撮影の前後のことを書いた監督自身の著作「精神病とモザイク タブーの世界にカメラを向ける 」も映画攻略本として併読必至です。
その背景や過程も詳しくうかがえてよろしいかと。
みうらじゅんの漫画が原作の映画「アイデン&ティティ」も見る。
漫画が大好きなのでだいぶ前にこの映画もみたけどあまりいい印象がなかったのだけtれど今回じっくり見返してみたら結構よかった。じんわりと。
バンドブームのとき一時的に売れたけどブームが去った後苦しんでいるあるバンドの話。
ついつい流されそうになる主人公は時々敬愛するボブ・ディラン(っぽい感じの人)が現れて深いことを言う。
・・・自分には手塚先生も藤本先生もあらわれませんが・・・
2011-01-26 13:02
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