小説「東京島」桐野夏生 [本]
月末に公開される映画「東京島」のCM見たらすごい面白そうだった。無人島に漂着した三十数名。その中に女が一人だけいた。
女をめぐっての争いや島でのサバイバル。大人版フローネみたいな設定でものすごく見たくなったので検索したら桐野夏生の小説が原作ということですぐ図書館で借りて読む。
全然フローネっぽくなかった・・・・
誰しも持ってる人間の汚い部分がこれでもかと出てきて自分がこの無人島にいたらと想像して怖くなってきます。
海外ドラマ「ロスト」みたいに助け合って生き抜く感じがほとんどしない。全員自分のことばっかり考えてます。
男同士の夫婦も生まれたりする。
唯一の女性が最初43歳という設定もいかついなぁ・・・。
若い男に囲まれてその女が変わっていく様子がリアルで怖い。
映画になったら内容もかなりソフトになると思うけどどう変わったか見てみたいな。
すごい設定考える作者やなぁと思ったけどこの話元ネタは実話で「アナタハンの女王事件 」として当時(1945-1950)話題になって映画や本になったそうな。マジすか?
そっちも猛烈に見たい!検索したけどアマゾンとかになかった!
2010-08-20 14:09
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