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天才 勝新太郎 [本]


天才 勝新太郎 (文春新書)

天才 勝新太郎 (文春新書)

  • 作者: 春日 太一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/01
  • メディア: 新書


今年発売された本「天才 勝新太郎 」春日太一読む。

想像以上に面白い本で一気に読み終えました。
勝新太郎が「座頭市」に出会うまで、出会ってからの苦悩がしっかり書かれてます。
そして一俳優におさまらず監督や脚本、演出のアイデアと勝新の神がかった(実際に本人が「神が降りてきた」と言ってたという)パワーに圧倒される!

あまりに入り込みすぎて自分自身が勝新太郎と座頭市の区別がつかなくなってきた様子もよく伝わってきます。そんなあほなと思わせない説得力を感じる。

これ読むと猛烈に勝作品が見たくなってきます。ちょうど時代劇専門チャンネルで今月末から映画「座頭市」シリーズが放送されるという。やったぜ!待ち遠しすぎる!!

個人的に一番印象に残った一言「役者はいつ売れるかわからない。ずっと売れないかもしれない。でも売れなかったら一生ラーメンをすすって生きる覚悟がないとだめなんだ」

う~ん・・・グッときます・・・・リアルに・・・
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