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小説「楢山節孝/深沢七朗」 [本]


楢山節考 (新潮文庫)

楢山節考 (新潮文庫)

  • 作者: 深沢 七郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1964/07
  • メディア: 文庫


先日見た映画「楢山節孝」の原作小説さっそく図書館で借りて読みました。
映画の大作ぶりからして相当分厚い本が出てくるかと覚悟してたけど全然薄っぺらい文庫本でかつその中の短編のひとつだったので一瞬で読み終わる。短編最高。

映画とは微妙に違うけどやっぱり文章でなければわからなかった部分とかも多々あってより理解度が深まってよかった。
えげつなさは映像の方が上回ってたけど文章ならではのしみじみとした味わいはこっちの方がいいと思った。

あとがきに書かれてたけどこの作品が1956年に発表された当時新人賞の選者だった三島由紀夫らにも衝撃を与えたらしいです。
中でも批評の厳しさに定評があった正宗白鳥という人の書いた批評文がインパクト大!
「私はこの作者は、この1作だけで足れりとしていいとさえ思っている。私はこの小説を面白ずくや娯楽として読んだのじゃない。人生永遠の書の一つとして心読したつもりである。」

まさに最高の褒め言葉!!最大級の賛辞!!!

来週大学の柔道部に練習行くことに決定。
大学の練習にどこまでついてゆけるのか不安8割楽しみ2割。
楢山本.jpg


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