鼠パニック小説「滅びの笛」!怖い!! [本]
1987年に書かれた小説「滅びの笛/西村寿行」読む。
すさまじい話だった・・・
超簡単にいえば人間VSねずみ20億匹の戦いの話。
鼠すげえ!強い!なんせ圧倒的な数で襲い掛かってくるから対抗できる手段がほぼーない!
たたき殺そうが火炎放射器で焼き殺そうが後から後から押し寄せてくる鼠の前にはかなわない・・・
鼠の大群の様子やかじられてる様子の描写もリアルで相当怖いです。
絶望的な状況の前に人間の弱さや汚さがあふれ出し人間の無力さや弱さが舞台となる山梨県甲府市を壊滅的な状況に陥れる。
鼠も怖いけど人間もこわい!
中には数人すごい働きぶりを発揮する人間がいることが救いです・・・けど実際そんな人めっったにおらんやろうなー。
以前同じように鼠が大発生する話読んだけどそれはもともと実話だったのでさすがに集団で人間に襲ってくる展開にはならなかったけどこの話は小説なのでほんとすごいことになっていきます・・・
動物パニックものが好きな人は必読な1冊。
2009-06-21 07:19
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