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「高田瞽女最後」大山真人 [瞽女(ごぜ)]


高田瞽女最後

高田瞽女最後

  • 作者: 大山 真人
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: -

高田瞽女最後.jpg
大山真人氏の瞽女(ごぜ)本3部作の最後で「わたしは瞽女」「ある瞽女宿の没落」に続く「高田瞽女最後」読む。
著者の深く付き合いのあった高田瞽女最後の座元杉本キクエさんが亡くなった前後の様子から始まり何人かの
瞽女さんたちの人生が書かれてます。前2作とかぶる部分も多少あったけどそれなりに興味深く読めました。

衝撃だったのは昔の話ではなくて取材のため杉本家(キクエさんと弟子二人が住む家)に出入りしてたときの話!
なんと弟子の瞽女さんの一人が作者の森山さんのことを好きになってしまった!!(年齢差30歳以上)
森山さんの嫁になりたいというすさまじい展開に。
それが無理なら杉本家の養子になりその家で4人一緒に住んでほしいと請われてしまう・・・

どういう流れでそうなりこの話がどうなったかはぜひ自分で呼んで確かめてほしいとおもいます。
どの瞽女本より瞽女の女の部分が生々しく書かれてると思った。

いや~作り話じゃこの展開はありえないな。
事実の持つ圧倒的な力と重みを感じる瞽女本です!
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