殺し! [本]
活字プロレスの哲人井上義啓追悼本「殺し」今絶賛熟読中です。
カミプロとかでよくこの人の文章読んで面白いおっちゃんやなあと前からおもってたけどこの本読んでその凄みがさらに伝わった。
24時間×一生プロレスを、猪木を考えまくった男!
その格闘技やプロレス観もいいけどそれを基にした井上小説と呼ばれる物語がもっとよかった。「猪木という名の公園」なんか猪木公園で赤鬼青鬼黄鬼が猪木や馬場について語りまくる話なんやけどこの猪木という名の公園というセンスにいちいちしびれてしまう。
井上語録もいい!
「そんなもん7~8回も飛んできたらどんなバカでも膝をあわせるぜ。俺だってやるからね、本能的に!商店街のおばはんでも自然にやるぜ!」
「構えるだけなら俺だって出来るぜ!言うちゃ悪いけど。俺のことだから助骨とか脚の1本も折れるけども、あの程度でウン百万もらえるんだったら、俺だってK-1に参戦するわ!」とか
おしい人を亡くしたと思います。
2007-03-25 13:13
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